小企画展 俳諧のすりもの―俳人たちの遊び心【終了しました】

年賀状のルーツ歳旦(さいたん)のすりものを始め、蕪村のかんこ鳥図すりものなど約40点を紹介します。
絵と句が一枚の紙に摺られた俳諧のすりもの 《俳諧一枚摺(いちまいずり)》 は、浮世絵のように販売を目的としたものではなく、仲間うちでお互いに交換しあった贈り物でした。新年に贈られる「歳旦(さいたん)」のすりものは、年賀状のルーツということができます。現在のわたしたちが年賀状のデザインにさまざまな工夫を凝らすように、江戸時代の俳人たちも絵の題材、絵と句のバランスなどに心を配って、画家に頼んだり、あるいは自分で描いたりしてそれを彫師にほらせ、摺師にすらせて一枚のすりものを作り上げていきました。 本展覧会では、みごとな色彩が見る者を圧倒する蕪村のかんこ鳥図すりものを始めとして、明治に至るまでのすりものをご紹介します。一枚の紙にこめられた俳人たちの遊び心、またそこからうかがえる人々のゆとりある暮らしのありさまをお楽しみください。
主な出品作品
- ・蕪村画かんこ鳥図すりもの ・蕪村筆三十六歌仙すりもの
- ・不二庵ほか歳旦すりもの 茶碗・初詣図 ・菊郷ほか秋興すりもの 松茸図
- ・曲阜ほか古稀祝すりもの 旭と鶴亀図 ・東塘ほか新居祝すりもの
- ・甘三ほか追善すりもの 蓮図 ・素屋ほか文明開化すりもの 下駄・洋傘図 など約40点
会期
- 平成21年11月28日(土)~平成22年1月11日(月・祝) (月曜休館。ただし1月11日は開館。年末年始12月28日~1月4日は休館)
- 開 館 時 間 午前10時〜午後6時(ただし入館は5時30分まで)
入館料
- 一般200(160)円
- 大高生100(80)円
- 中小生50(40)円
- ()内は団体割引料金