第22回柿衞賞に陳可冉氏!
柿衞文庫は40歳未満の新進俳文学研究者に贈る「柿衞賞」の第22回受賞者に四川外国語大学日本語学部准教授の陳可冉(ちんかぜん)氏(中国重慶市在住)を選びました。
陳さんは「岡西惟中(おかにしいちゅう)と林家(りんけ)の学問」と「芭蕉における『本朝一人一首(ほんちょういちにんいっしゅ)』の受容ー『嵯峨日記』『おくの細道』を中心に」と題した2本の論文で林家の漢詩文を中心とする学問のありようと俳諧との接点について具体的に論じ、外国人として初めて同賞を受賞しました。平成25年6月2日(日)の柿衞忌に表彰式ならびに記念講演会を開催します。若手研究者によるフレッシュなお話しをぜひお楽しみください。
- 日時 平成25年6月2日(日)午後1時30分~3時
- 場所 柿衞文庫講座室
- 聴講料 無料
- 式次第
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黙祷-柿衞翁をしのぶ
柿衞賞の発表ならびに表彰式
記念講演 「林家の詩学」
選考委員 早稲田大学教授 池澤一郎先生「芭蕉俳諧と日本漢詩」
受賞者 四川外国語大学日本語学部准教授 陳可冉氏
※また、当日午前10時から山中宗鹿社中による呈茶も行います。(無料)