也雲軒俳句塾

第13回鬼貫青春俳句大賞に山形県のうにがわ えりもさん

15歳以上30歳未満(1987年生まれから2001年生まれ)の若手俳人の発掘、登竜門として、柿衞文庫の開館20周年を記念し、平成16年に設けられた「鬼貫青春俳句大賞」。第13回目をむかえる本年の大賞、優秀賞、敢闘賞が12月3日に決定しました。

第13回目の本年は、全国から過去最多となる53作品のご応募があり、也雲軒塾頭の坪内稔典氏、「ホトトギス」主宰の稲畑廣太郎氏、詩人の山本純子氏、伊丹青年会議所専務理事の森山祐美杏氏、柿衞文庫副館長の岡田 麗氏〔順不同〕ら5人が選考にあたり、楽観的で歯切れのよい口調が心地よい30句をそろえた山形県在住のうにがわえりもさんの『好きな女の子ができて』が選ばれました。優秀賞には、池田由樹さん(茨城県)、寒天さん(大阪府)の2名が選ばれ、今年から新設された10代のかたを対象にした敢闘賞には、春明さん(山口県)が選ばれました。

各賞の受賞者と主な作品は次のとおり

【第13回鬼貫青春俳句大賞】

うにがわえりもさん

『好きな女の子ができて』

「どこまでも追ってきそうなほどさくら」

「恋文にメロンソーダで貼る切手」

「へびつかいみたいにマフラー巻きひとり」ほか30句

【優秀賞】

池田由樹さん

『四角い街で』

「ばあちゃんのばあちゃんだってみた銀河」

「ハッカってなんか宇宙の味だよね」ほか30句

寒天さん

『人形のくち』

「河童にも桃色の舌夏の果」

「名月や髪ぴつとしてバレエの子」ほか30句

【敢闘賞】

春明さん

『桜巡る』

「不安なもの春といふ色なき音色」

「山眠るむかしむかしの冒頭文」ほか30句


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