展覧会のご案内

没後35年 岡田柿衞

軸-0008_芭蕉筆「花の雲」扇面HP.jpg

本年は、柿衞文庫の創設者岡田利兵衞(1892~1982)の没後35年の年にあたります。
 柿衞翁は資料を収集するたびに記録をつけていました。そのノートには、入手の経緯や金額をはじめ、資料について人物や筆蹟、料紙など広範囲に渡っての考証が翁の文字と言葉で書きしるされています。
 今回の展示では、そのノートの中から、「翁のある一年」として、昭和38年を取りあげ、翁の収集の足跡をたどります。この年は、芭蕉筆「はなの雲」句扇面や、宗因賛西鶴画花見西行偃息図、蕪村筆俳仙群会図といった、現在の柿衞文庫の主要コレクションの数々が収集された年でもあり、また、終戦以来行方不明となっていた杉風伝来の鯉屋物の芭蕉資料が出現し、翁の仲立ちによって天理図書館に収まるという「長寿の一徳」というべき「ビックニュース」の起きた年でもありました。柿衞文庫を代表する名品の数々を、翁の言葉とともにお楽しみください。
 また、「決して骨董趣味とか観賞用のためでなく、学術上研究の資料として必要なものに限った」(岡田柿衞「書の霊」)という柿衞文庫のコレクションのなかには、いわゆる「名品」ではなくとも、研究価値のある資料が多く収蔵されています。今回は、そうした資料のなかからも、いくつかご紹介します。柿衞翁の研究者としての資料に対する姿勢を感じ取っていただければ幸いです。

会期

  • 平成29年6月3日(土)~6月25日(日)
  • 月曜日休館
  • 開 館 時 間  午前10時〜午後6時(ただし入館は午後5時30分まで)

主な出品資料

  • 芭蕉筆「はなの雲」句扇面(柿衞文庫蔵)
  • 宗因賛 西鶴画 花見西行偃息図(柿衞文庫蔵)
  • 鬼貫筆「見ぬけれど」句短冊(柿衞文庫蔵)
  • 蕪村筆 俳仙群会図(柿衞文庫蔵)

観覧料

  • 一般200(160)円
  • 大高生100(80)円
  • 中小生50(40)円
  • ※( )内は20名以上の団体割引料金



ページの上へ