也雲軒俳句塾

第14回鬼貫青春俳句大賞に茨城県の田中大河さん

15歳以上30歳未満(1988年生まれから2002年生まれ)の若手俳人の発掘、登竜門として、柿衞文庫の開館20周年を記念し、平成16年に設けられた「鬼貫青春俳句大賞」。第14回目をむかえる本年の大賞、優秀賞、敢闘賞が12月16日に決定しました。

第14回目の本年は、全国各地から44作品のご応募があり、柿衞文庫 也雲軒塾頭の坪内稔典氏、「ホトトギス」主宰の稲畑廣太郎氏、詩人の山本純子氏、伊丹青年会議所副理事長の前田 勝氏、柿衞文庫館長の岡田 麗氏〔順不同〕ら5人が選考にあたり、大人の視点で子ども目線の句作りを試みた茨城県在住の田中大河さんの『自由帳』が選ばれました。優秀賞には、川嶋健佑さん(大阪府)、松尾唯花さん(大阪府)の2名が選ばれ、昨年新設された10代のかたを対象にした敢闘賞には、中井望賀さん(愛媛県)が選ばれました。

各賞の受賞者と主な作品は次のとおり

【第14回鬼貫青春俳句大賞】

田中大河さん

『自由帳』

「玄関で遠足のことぜんぶ話す」

「ずっと雲見る日にしよう夏休み」

「ぴかぴかと小さくなっていくヨット」ほか30句

【優秀賞】

川嶋健佑さん

『芦屋譚』

「失言が多くて駄目でバナナ剥く」

「かたつむり持ち上げられて寂しいね」ほか30句

松尾唯花さん

『春を待つ』

「ストローの真っ直ぐ伸びて海開き」

「雪女どうぶつ占いではコアラ」ほか30句

【敢闘賞】

中井望賀さん

『二番線』

「バオバブに星棲む洞のあり涼し」

「木犀を閉ぢ込めて傘たたみけり」ほか30句


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