かきもりニュース

第9回桂信子賞に恩田侑布子氏!

俳句創作に加え、地道な研究活動を怠らなかった女性俳人 桂信子(かつらのぶこ)の関係資料は、平成17年11月3日柿衞文庫に寄贈され、俳句資料室が開室しました。平成21年、その開室3周年と柿衞文庫開館25周年を記念して、ここに、桂信子を顕彰し、女性俳人の活動のさらなる発展を願って、桂信子賞を制定する次第となりました。

第九回となる本年の受賞者は、恩田侑布子(おんだゆうこ)氏に決定しました。授賞式を下記のとおり行います。

  • 1、日時  平成30年1月28日(日)午後1時30分より
  • 2、場所  柿衞文庫 講座室
  • 3、式次第
  •    ○ 選考経過報告(宇多喜代子・黒田杏子・西村和子各委員)

       ○ 授賞式

       ○ 受賞者講演

  • 4、参加  聴講無料 当日受付(定員100名・先着順)

恩田侑布子(おんだゆうこ)

1956年、静岡市に生まれる。静岡高校に在学中、毎日新聞に俳句は飯田龍太選、短歌は高安国世選で入選・特選を重ねる。1979年、早稲田大学第一文学部文芸科卒業。種村季弘、池内紀、平賀敬らとの「酔眼朦朧湯煙句会」、草間時彦捌の連句「木の会」に終会まで所属。 2013年に芸術・俳句評論集『余白の祭』で第23回Bunkamuraドゥマゴ文学賞を受賞。2014年、国際交流基金により、パリ日本文化会館客員教授として、コレージュ・ド・フランスなどフランス3都市で5講演。2016年4月より、『朝日新聞』に「俳句時評」を毎月最終月曜日連載中。2017年3月、句集『夢洗ひ』により第67回芸術選奨文部科学大臣賞(文学部門)を受賞。同7月、同じく『夢洗ひ』で、第72回現代俳句協会賞を受賞。句集に『イワンの馬鹿の恋』『振り返る馬』『空塵秘抄』『夢洗ひ』。評論集に『余白の祭』。ほか共著多数。 現在、「豈」同人。「樸(あらき)」代表。現代俳句協会会員、日本文藝家協会会員、国際俳句交流協会会員、SBS学苑俳句講師。

桂信子(かつらのぶこ)

1914年大阪市生まれ。大阪府立大手前高等女学校(府立大手前高等学校)卒。1938年、日野草城主宰「旗艦」に投句。1946年、創刊の「まるめろ」に山口誓子の『激浪』ノートを連載。1954年、「女性俳句会」創立、発起人となる。1970年、俳誌「草苑」を創刊、主宰。新興俳句出身の数少ない女性俳人。1977年、第一回現代俳句女流賞受賞。1992年蛇笏賞受賞。1994年勲四等瑞宝章受章。ほか。句集は、1949年第一句集『月光抄』、1955年第二句集『女身』、1967年第三句集『晩春』ほか第10句集まで刊行。2004年逝去。享年90歳。


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