展覧会のご案内

明治の大阪が生んだ俳人ー月斗と青々

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江戸時代以来、経済・文化とも隆盛であった明治の大阪で、子規門を代表する俳人として、関西俳壇に多大な影響の残した青木月斗と松瀬青々を紹介します。明治の大阪を代表する二人の俳人、青木月斗と松瀬青々を紹介します。

概要

     青木月斗は、明治28年に17歳で家業の薬種商を継ぎますが、同31年に山中北渚、松村鬼史とともに心斎橋にある出版社金尾文淵堂に集う大阪在住の新進を集めて「三日月会」を発足。翌年には、三日月会の機関誌「車百合」を刊行しました。子規は、大阪における日本派初の俳句雑誌となる「車百合」の刊行に際して、「俳諧の西の奉行や月の秋」と祝句をおくっています。子規没後は、「カラタチ」や「同人」といった俳句雑誌を主宰し、多くの俳人を育てました。

    松瀬青々は、明治30年に「満月会」で初めて句会を経験し、その後本格的に新聞「日本」の子規選「俳句」欄や「ホトトギス」などに投句。青々の俳句は、早速子規の目にとまり『明治三十一年の俳句界』において「大阪に青々あり」と高評されました。青々は、子規の生存中に虚子らとともに東京で「ホトトギス」の編集に携わりました。その後大阪に帰り、大阪朝日新聞の俳句欄の担当や俳句雑誌「宝船」「倦鳥」を刊行して多くの門人を輩出しました。

    このたびの展覧会では、明治の大阪が生んだ俳人、月斗と青々の作品とともに月斗の蕪村研究や青々の法隆寺での子規忌など月斗と青々の活躍のあとをたどります。


会期

  • 平成30年1月13日(土)~2月25日(日)
  • 月曜日休館。ただし、2月12日(月)は開館、2月13日(火)は休館
  • 開 館 時 間  午前10時〜午後6時(ただし入館は午後5時30分まで)

主な出品資料

  • 青木月斗筆「丹念に」句一行物
  • 松瀬青々筆「年月の」句一行物
  • 青木月斗筆岡本五郎あて書簡(昭和19年)
  • 高浜虚子筆「眠る山に」句短冊
  • 「仰臥漫録」(複製)
  • 正岡子規句「柿くへば」句拓本幅
  • 松瀬青々「衣かへて」句自画賛牡丹図幅
  • 河東碧梧桐筆「隔て住む」句一行物
  • 青木月斗筆「閑庭に」句一行物
  • など 53点

観覧料

  • 一般200(160)円
  • 大高生100(80)円
  • 中小生50(40)円
  • ※( )内は20名以上の団体割引料金



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