かきもりニュース

第10回桂信子賞に大石悦子氏と対馬康子氏!

俳句創作に加え、地道な研究活動を怠らなかった女性俳人 桂信子(かつらのぶこ)の関係資料は、平成17年11月3日柿衞文庫に寄贈され、俳句資料室が開室しました。平成21年、その開室3周年と柿衞文庫開館25周年を記念して、ここに、桂信子を顕彰し、女性俳人の活動のさらなる発展を願って、桂信子賞を制定する次第となりました。

第10回となる本年の受賞者は、大石悦子(おおいしえつこ)氏と対馬康子(つしまやすこ)に決定しました。授賞式を下記のとおり行います。

  • 1、日時  平成31年1月27日(日)午後1時30分より
  • 2、場所  柿衞文庫 講座室
  • 3、式次第
  •    ○ あいさつ 宇多喜代子委員

       ○ 選考経過報告(宇多喜代子・黒田杏子・西村和子各委員)

       ○ 授賞式

       ○ 受賞者対談 大石悦子氏×対馬康子氏 (司会)寺井谷子氏

  • 4、参加  聴講無料 当日受付(定員100名・先着順)

大石悦子(おおいしえつこ)

1938年京都府舞鶴市に生まれる。1954年高校1年のとき作句を始め、「鶴」に入会し、石田波郷、石塚友二、星野麥丘人に師事する。1980年「鶴」俳句賞受賞。1984年「遊ぶ子の」50句で、第30回角川俳句賞受賞。1986年句集『群萌』により第10回俳人協会賞新人賞受賞。2005年句集『耶々』により第5回俳句四季大賞および第1回詩歌句大賞受賞。2013年句集『有情』により第53回俳人協会賞受賞。句集に『群萌』『聞香』『百花』『耶々』『有情』『花神俳句館 大石悦子』『自註現代俳句シリーズ 大石悦子集』『季語別大石悦子句集』。評論集に『師資相承-石田波郷と石塚友二』『旬の菜時記』共著ほか多数。現在、俳人協会顧問。日本文藝家協会会員。「鶴」「紫薇」同人。

対馬康子(つしまやすこ)

1953年香川県生まれ。1973年中島斌雄「麦」入会。同時に東大学生俳句会に学外参加し、山口青邨指導の東大ホトトギス会にて選を受ける。1990年有馬朗人主宰「天為」創刊に参画。1994年朝日新聞国際衛星版「アジア俳壇」創設。2003年まで選者。1999年「松山宣言」起草に参加。正岡子規国際俳句賞調整委員。2013年まで12年間「天為」編集長を務める。2015年句集『竟鳴』により平成27年度文部科学大臣表彰。同年、荒川区特別功労者表彰。2017年荒川区立「ゆいの森あらかわ」に、現代俳句協会所蔵図書12000冊を寄贈された〈現代俳句センター〉の創設に尽力。句集に『愛国』『純情』『天之』『竟鳴』『セレクション俳人・対馬康子集』。評論集に『新撰21』『超新撰21』共著ほか多数。現在「麦」会長・「天為」最高顧問。現代俳句協会副会長。東京都俳句連盟副会長。国際俳句交流協会理事。日本現代詩歌文学館理事、日本文藝家協会会員。芝不器男俳句新人賞・与謝蕪村賞選考委員など。

桂信子(かつらのぶこ)

1914年大阪市生まれ。大阪府立大手前高等女学校(府立大手前高等学校)卒。1938年、日野草城主宰「旗艦」に投句。1946年、創刊の「まるめろ」に山口誓子の『激浪』ノートを連載。1954年、「女性俳句会」創立、発起人となる。1970年、俳誌「草苑」を創刊、主宰。新興俳句出身の数少ない女性俳人。1977年、第一回現代俳句女流賞受賞。1992年蛇笏賞受賞。1994年勲四等瑞宝章受章。ほか。句集は、1949年第一句集『月光抄』、1955年第二句集『女身』、1967年第三句集『晩春』ほか第10句集まで刊行。2004年逝去。享年90歳。


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