かきもりニュース

第28回柿衞賞に楊昆鵬氏!

柿衞文庫は45歳未満の新進俳文学研究者に贈る「柿衞賞」の第28回受賞者に武蔵野大学准教授 楊昆鵬氏(東京都在住)を選びました。

楊さんは「和漢聯句における述懐の題材と連想」と題した論文で、和歌や連歌では否定的な感情表現であった「述懐」が、和漢聯句においては、中国古典詩歌の世界にみられる前向きで明るい「述懐」をも含有して、肯定的な感情表現として随所に詠出されていることを指摘し、和漢聯句の特徴を浮き彫りにしました。和歌・連歌に関する知識と、漢詩文の素養を必須とする極めて高度な日本文学の一ジャンルである和漢聯句の魅力を明らかにした成果と、これまで継続的に基礎研究を積み重ねてきた楊さんの研究姿勢が評価され、選考委員会全員一致で柿衞賞にふさわしいと判断されました。
令和元年6月2日(日)の柿衞忌に表彰式ならびに記念講演会を開催します。若手研究者によるフレッシュなお話をぜひお楽しみください。

  • 日時   令和元年6月2日(日)午後1時30分~3時
  • 場所   柿衞文庫講座室
  • 聴講料  無料
  • 式次第
    • 黙祷-柿衞翁をしのぶ

    • 柿衞賞の発表ならびに表彰式

    • 記念講演 「中国の恋愛詩について―和漢聯句の恋句にちなんで」
      選考委員代表 早稲田大学教授 池澤一郎先生

      「あはせばしなのいかに歌と詩―和漢聯句を読んでみる」
      受賞者 武蔵野大学准教授 楊 昆鵬氏

※また、当日は山中宗鹿社中による呈茶も行います。


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