かきもりトピックス

2007年11月3日

本日は柿衞文庫、市立美術館の開館記念日でした。柿衞文庫では「鳥の歳時記」展が、美術館では開館20周年記念「三沢厚彦アニマルズ+」展が始まりました。また、柿衞文庫の敷地内に当文庫ゆかりの歌碑が移設され、お披露目がおこなわれました。創設者である岡田利兵衛が伊丹の箏製作者で和楽器収集家の水野佐平氏の依頼を受け、和楽器の演奏会や展示場として利用される「丹水会館」の開館記念に作詞したものを歌碑にして残されていたものです。丹水会館は阪神大震災で被災、閉館しましたが、このたび水野家より歌碑を譲り受け、伊丹ロータリークラブ等の協力のもと、新たな地を得て、本日無事お披露目となりました。「伊丹風流」と題された詩では、猪名川・昆陽寺・有明の岡(有岡)という響きの美しい伊丹の地名と、その地が生んだ美酒、大地の実り、文化の香りが讃えられています。

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