企画展 兵庫ゆかりの近代俳人展【終了しました】
本展では、兵庫県にゆかりのある近代の俳人30名を、直筆の短冊や色紙、句集などから二部構成で紹介いたします。また、昨年の秋にオープンした近代俳句資料室もあわせてご利用ください。
第一部は、「伊丹ゆかりの近代俳人」。伊丹には、江戸時代に活躍した俳人の鬼貫(おにつら)がいます。鬼貫は後に生まれる俳人たちを伊丹へと導き、高浜虚子(たかはまきょし)や五十嵐播水(いがらしばんすい)などが、墨染寺(ぼくせんじ)にある鬼貫の墓を訪れています。また、柿衞文庫の創設者岡田柿衞(おかだかきもり)は、伊丹市長時代に没後二百年を記念した鬼貫忌を催し、佐藤紅緑(さとうこうろく)や大橋桜坡子(おおはしおうはし)、河東碧梧桐(かわひがしへきごとう)らを呼びました。のちには、永田耕衣(ながたこうい)も鬼貫の研究本『鬼貫のすすき』を出版しています。 第二部は、「兵庫ゆかりの近代俳人」。西宮市苦楽園に居を構え、四十年間関西の俳壇の重鎮として活躍した山口誓子(やまぐちせいし)や、生まれ故郷を愛する丹波をよみ、関西を代表する女性俳人となった細見綾子(ほそみあやこ)などを紹介します。 郷土兵庫の俳人たちの作品をどうぞお楽しみください。
主な出品作品
- ・阿波野青畝筆「小春とは」句一行物
- ・碧梧桐筆「鬼貫忌」句短冊 ※伊丹の岡田家でよまれた句「鬼貫忌いとなめど鬼貫よろこばず」
- ・桂信子主宰「草苑」創刊号
- ・ 細見綾子筆「鶏頭を」句短冊 ※細見綾子の代表句「鶏頭を三尺はなれもの思ふ」
- ・五十嵐播水著『兵庫歳時記』 など約150点
会期
- 平成20年11月29日(土)~12月21日(日) (月曜日は休館)
- 開 館 時 間 午前10時〜午後6時(ただし入館は5時30分まで)
入館料
- 一般500(400)円
- 大高生250(200)円
- 中小生100(80)円
- ()内は団体割引料金