催し物のご案内

第一回桂信子賞授賞者は黒田杏子氏!

俳句制作に加え、地道な研究活動を怠らなかった女性俳人 桂信子(かつらのぶこ)の関係資料は、平成17年11月3日柿衞文庫に寄贈され、俳句資料室が開室しました。その開室3周年と柿衞文庫開館25周年を記念して、ここに、桂信子を顕彰し、女性俳人の活動のさらなる発展を願って、桂信子賞を制定する次第となりました。

第一回目となる本年の授賞者は、「藍生(あおい)」主宰の黒田杏子(くろだももこ)氏に決定し、下記のとおり、授賞式ならびに記念講演会を行ないました。

  • 1、日時  平成22年1月16日(土)午後1時30分より
  • 2、場所  柿衞文庫 講座室
  • 3、式次第
  •    ○ 桂信子賞選考委員(宇多喜代子・寺井谷子・山田弘子)各氏による選考結果の報告

       ○ 授賞式

       ○ 黒田杏子氏による講演

黒田杏子(くろだももこ)

1938年東京生まれ。東京女子大学入学と同時に俳句研究会「白塔会」で、山口青邨の指導をうける。大学卒業後博報堂に入社し、テレビ・ラジオ局プランナー、『広告』編集長などを務めた。1982年、第一句集『木の椅子』で現代俳句女流賞、俳人協会新人賞を受賞。1995年、第三句集『一木一草』で俳人協会賞受賞。1990年、師没後俳誌「藍生」を創刊、主宰。各地に句会を持ち、テレビ・ラジオでも幅広く活躍。2007年には『黒田杏子句集成』6巻を刊行。ほかにも『証言・昭和の俳句』(2002年)、『俳句の玉手箱』(2008年)、『布の歳時記』『金子兜太養生訓』(ともに2009年)など著書多数。

桂信子(かつらのぶこ)

1914年大阪市生まれ。大阪府立大手前高等女学校(府立大手前高等学校)卒。1938年、日野草城主宰「旗艦」に投句。1946年、創刊の「まるめろ」に山口誓子の『激浪』ノートを連載。1954年、「女性俳句会」創立、発起人となる。1970年、俳誌「草苑」を創刊、主宰。新興俳句出身の数少ない女性俳人。1977年、第一回現代俳句女流賞受賞。1992年蛇笏賞受賞。1994年勲四等瑞宝章受章。ほか。句集は、1949年第一句集『月光抄』、1955年第二句集『女身』、1967年第三句集『晩春』ほか第10句集まで刊行。2004年逝去。享年90歳。


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