花と鳥展関連企画「古楽器(リュート)が語る花と鳥」【4月24日(土)開催】
高本一郎さんの古楽器(リュート)の演奏と、樋口美紀さんの歌と朗読、俳人の木割大雄さんのおしゃべりで綴る花と鳥の魅力。四季おりおりの花や鳥をえがき、うたった日本文化と、イタリア・ルネッサンスをかなでるリュート。貴重な古楽器の音色と美しいことばが響きあう、ことば文化都市伊丹ならではのこころみを、335年の歴史が香る酒蔵でお楽しみください。
高本一郎(たかもといちろう)
奈良生まれ。5歳からギターを始め「第3回読売ギターコンクール」銀賞受賞など、 国内の数多くのギターコンクールに入賞。相愛大学音楽学部(音楽学専攻)卒業。在学中にリュートに魅せられ渡仏、フランス国立ストラスブール音楽院にてリュートを学ぶ。留学中にアルザス地方各地のコンサートに出演。以降、毎年渡欧しフランス、スペイン、スイス、ベルギー、ウィーンなどでさらに研鑽を積む。国内のみならず、海外でも高く評価されており、タイ・マレーシア両政府機関に招聘され、バンコク、クアラルンプール両都市にてソロリサイタルを開催したり、パリ・ルーヴル美術館でソロコンサートを開催するなど人気が高い。現在は、尺八など日本伝統音楽とのコラボレートをしたり、他ジャンルのミュージシャンとの数多くのレコーディングやセッション、オペラ・バレエ・演劇・能狂言・落語・講談・朗読・パントマイム・ポップス系のライヴ・フェスティバルの舞台に参加するなど、「リュートを一人でも多くの人に知ってもらいたい」というマインドのもと、クラシックの枠にとどまらない多彩な演奏活動を展開している。