第21回柿衞賞に牧藍子氏!
柿衞文庫は40歳未満の新進俳文学研究者に贈る「柿衞賞」の第21回受賞者に鶴見大専任講師の牧藍子(あいこ)氏(東京都在住)を選びました。
牧さんは「元禄俳諧における付合(つけあい)の性格~当流俳諧師松春(しょうしゅん)を例として」と題する受賞論文で元禄時代に京都俳壇で活躍した松春を中心に、元禄俳風を具体的に論じています。元禄俳風の解明を一歩進めた、柿衞賞にふさわしい論文と判断されました。表彰式ならびに記念講演会を柿衞忌に開催します。若手研究者によるフレッシュなお話しをぜひお楽しみください。
日時 平成24年6月3日(日)午後1時30分~3時
場所 柿衞文庫講座室
聴講料 無料
式次第
黙祷-柿衞翁をしのぶ
柿衞賞の発表ならびに表彰式
記念講演 「談林俳諧の方法」
選考委員 聖心女子大学准教授 深沢了子先生
「元禄俳諧の性格ー連句を中心にー」
受賞者 鶴見大学専任講師 牧藍子氏
※また、当日午前10時から山中宗鹿社中による呈茶も行います。(無料)