戦後70年 戦地からの絵手紙 絵と句に込められた妻への想い
日本画家の前田美千雄が戦地や国内の部隊から妻に送った絵手紙(絵入りの葉書)のなかから、絵に句を添えたものを中心に展示いたします。また、幼少期の絵短冊、色紙や細密画など東京美術学校(現・東京芸術大学)日本画科を卒業した美千雄の日本画家への志を偲ばせる作品もあわせてご紹介します。 葉書一枚一枚に妻への想いをこめて描かれた絵手紙を通して、愛する人へのひたむきな想いと戦争によって描くことを断ち切られた一人の画家の絵が語りかける平和への願いを、いま一度見つめ直す機会となりましたら幸いです。
会期
- 平成27年7月11日(土)~8月30日(日)
- 月曜日・7月21日(火)休館 ※ただし7月20日(月・祝)は開館
- 午前10時~午後6時 ※ただし入館は午後5時30分まで
主な出品資料
- 前田美千雄筆 絹子あて絵手紙(句入り)戦地中国、金沢市粟崎の部隊、戦地フィリピンから送られたもの
- 前田美千雄筆 ダリア図
- 前田美千雄筆 蟷螂図 スケッチ
- 前田美千雄筆 金魚図 扇面
- 前田美千雄 画印
観覧料
- 一般200(160)円
- 大高生100(80)円
- 中小生50(40)円
*県内中小生は無料 *( )内は20名以上の団体割引料金